私たちが提案する「トレーラービレッジ計画」は、
遊休地や空き地を有効活用し、トレーラーハウスでつくる小さな商業街区(トレーラーショッピングセンター)です。
固定建築物ではなく“動く店舗”を活用することで、初期投資を大幅に抑えながら、デザイン性・話題性・収益性を兼ね備えた新しい街づくりを実現します。
🚀 新しい土地活用のかたち
従来の商業施設開発には、建築確認・造成・基礎工事など、多くの時間と費用が必要でした。
しかしトレーラーハウスを活用すれば、建築確認が不要(※条件あり)であり、わずか数ヶ月で商業ゾーンを形成することが可能です。
土地オーナーにとっては、
- 遊休地の活用
- 安定的な家賃収入
- 将来的な転用や移設の自由度
という3つのメリットを同時に得られる、新しい土地運用モデルです。
また、トレーラービレッジは「移動できる店舗群」であるため、需要の変化に合わせて再配置・拡張・イベント出店などの展開も柔軟に行えます。

🏗️ 仕組みとスキーム
「トレーラービレッジ計画」は、土地オーナー・運営パートナー・出店者の三者が連携することで成り立ちます。
- 土地オーナー:遊休地を提供し、トレーラー設置費をローンまたは自己資金で負担。家賃収入で返済をまかなう。
- 運営パートナー(TRAIL BASE ):設計・製造・配置計画、出店者募集、デザイン監修を担当。
- テナント出店者:内外装・設備を自己負担(リース対応可)し、家賃+共益費を支払う。
このスキームにより、オーナーの初期リスクを抑えつつ、事業として成立する収益構造が生まれます。
💰 収益モデルと資金計画の一例
たとえば6台のトレーラーハウスを配置する場合:
| 項目 | 概算金額 | 備考 |
|---|---|---|
| トレーラーハウス本体 ×6台(平均800万円) | 約4,800万円 | GOOD LINKS製 |
| 敷地造成・電気・給排水整備 | 約600万円 | 簡易工事 |
| デッキ・看板・照明・デザイン費 | 約600万円 | 共用テラス含む |
| 合計 | 約6,000万円 | — |
ローン返済(10年):約58万円/月
テナント家賃(15万円 ×6区画)= 約90万円/月
→ 家賃収入でローン返済・維持費をまかなう、安定したキャッシュフローが成立します。
☕ 出店業種の多様性とデザイン性
「トレーラービレッジ」は、単なる商業施設ではなく、“暮らしの中の小さな街”を目指しています。
カフェ、ベーカリー、花屋、雑貨店、美容室、地元野菜の直売所など、日常に彩りを添える小規模店舗が集まります。
外観は木目を基調としたナチュラルモダンデザイン。
それぞれの店舗が異なる色・デザインで個性を表現しつつ、全体として統一感を保つよう計画されています。
中央の共用テラスでは、マルシェやワークショップなどのイベントも開催でき、地域の交流拠点として機能します。

🌱 拡張性と社会的意義
この計画は、一度作って終わりではありません。
- 地方都市での「トレーラーモール」展開
- 自治体と連携した空き地再生事業
- 災害時の避難・炊き出し拠点としての転用
など、地域課題の解決や観光促進にもつながる柔軟なプラットフォームです。
また、建築物を建てないため、撤去・再利用が容易であり、サステナブルな開発手法としても注目されています。
🎯 トレーラービレッジがもたらす価値
- 短期間で開発できるスピード性
- 空きリスクを最小化するテナント先行契約
- 移設・再利用が可能な柔軟性
- 出店者・土地オーナー双方にメリットのある収益構造
この仕組みを通じて、私たちは「地域の小さな土地を、活気ある街の一部へと変える」ことを目指しています。
デザイン性の高いトレーラーハウスが並ぶ空間は、まるで映画のワンシーンのように人々を惹きつけ、
訪れるたびに新しい発見と出会いがある、そんな“動く街づくり”がここから始まります。


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