「災害時にも活躍する、安心の拠点としてのトレーラーハウス」

トレーラーハウスの魅力は「自由な暮らし方を叶える」だけではありません。
実はその可動性と機能性は、災害時の安心拠点としても非常に優れています。


目次

■ 非日常を支える「移動できるインフラ」

地震・台風・豪雨など、災害が多い日本では、
ライフラインの確保と一時的な住環境の維持が大きな課題になります。
そんな時、トレーラーハウスは「すぐに」「どこでも」「安全に」設置できる心強い存在です。

道路が使えれば搬入ができ、
上下水道や電気のない環境でも、発電機や貯水タンク、簡易トイレなどを組み合わせて自立運用が可能。
被災地での炊き出し拠点、仮設オフィス、医療支援ステーションなど、
あらゆるシーンで迅速に対応できる機動力を持っています。


■ 全国で進む導入 ― “動く防災拠点”という新しい考え方

ここ数年、全国の自治体や企業でも、
トレーラーハウスを「防災備蓄ではなく、日常利用できる拠点」として導入する動きが進んでいます。

普段は社員食堂やイベントブースとして活用し、
災害時には避難支援や炊き出し拠点としてすぐに切り替え可能。
「普段使い」と「非常時利用」を両立できる点が評価されています。

また、建築確認申請が不要な車両扱いのため、
一時的な避難所や臨時施設として設置する際にも行政手続きが簡略化されるのも利点です。
機能的かつ柔軟な対応が求められる現場では、
この“可動するインフラ”という概念が、確実に広がりを見せています。


■ 炊き出しキッチンから仮設オフィスまで、多彩な活用

「TRAIL BASE」では、飲食や店舗づくりの経験を活かし、
災害対応を見据えたトレーラーハウスの設計・提案を行っています。

たとえば、
・ガスやIHを備えた炊き出し対応型キッチンカー
・社員が安全に作業を継続できる仮設オフィス型トレーラー
・地域住民が一息つけるコミュニティカフェ型トレーラー

など、用途に応じたカスタマイズが可能です。

また、内装には断熱性や防水性に優れた素材を使用し、
長期間の設置にも耐えられるよう設計。
非常時だけでなく、平常時にも快適に使える「二刀流の拠点」として機能します。


■ 日常の快適さと、非常時の安心を両立する

私たちが目指すのは、
「もしもの時だけ使う施設」ではなく、
普段から活躍し、いざという時にも頼れる拠点を提供することです。

普段は地域の交流の場として、
あるいは企業の社員食堂や販売拠点として。
そして非常時には、人々が集まり支え合う“安心のベース”になる。

トレーラーハウスだからこそできる「日常と非常の共存」は、
これからの防災・減災のあり方に新しい可能性をもたらします。


■ 未来のまちづくりへ ― TRAIL BASEの想い

「TRAIL BASE」は、住まいとしての快適性と、
社会インフラとしての機能性を兼ね備えたトレーラーハウスの普及を目指しています。

自然災害が増える中で、
“動かせる安心”を備えた空間を持つことは、
個人にとっても企業にとっても、これからの時代の大切な備えです。

いつもの暮らしが、
そのまま「非常時にも人を守る仕組み」になる。
そんな未来を、私たちはこの小さな空間から描いていきます。

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